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101灯のあかり ブログリレー⑮
date. 2021/03/12
こんにちは!
NHKで放送されていた「ハルカの光」も、先日とうとう最終話を迎えましたね。
本当に偶然なのですが、ドラマで照明の監修をなさっていた萩原健太郎さんは、実はアクタスに勤務されていた経歴もあるのです!
このタイミングで101灯のあかり展が催されたのも、きっと何かのご縁ですね。。
ドラマに登場したあかりは、今回のあかり展でもご覧いただけるものばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
さて今日は、シンプルな中にもひねりのある、こんな灯りをご紹介したいと思います!
【 No.032 SUSPENCE 】
こちらは、ガムフラテージという2006年設立のデザインユニットによるものです。
コペンハーゲンを拠点に活動しており、FREDERICIA、GUBI、PORRO、DEPADOVAといった、世界の名立たるブランドから常に引っ張りだこの建築家、男女二人組です。
2013年に発表されたこの「SUSPENCE」は、「動きを物理的な形で表現する」ということをテーマにしています。
物体が上から引っ張られている瞬間を切り取ったような、躍動感のある造形です。
ホワイト、ブラック、コッパーなどのバリエーションがある中で、今回新宿店で展示しているのは、ライトグレー。
コッパーを除く3色は、シェードとコードのカラーが同一のモノクロームとなっています。
3サイズ展開で、店頭では「P 1.5」という直径32cmのものをご用意。
下部が大きく開いていますが、フロストのディフューザーを取り付けることでまぶしさを軽減し、穏やかな光を演出してくれます。
【 No. 033 / 034 CERAMIC PENDANT 】
次にご紹介するあかりのデザイナーは、アクタスでも以前から大人気のフレームで知られる、北欧のデザインユニット「MOEBE(ムーベ)」です。
コペンハーゲンを拠点に、家具やインテリアの制作を行う2人の建築家と、家具職人の3名とで構成されています。
簡単にリペアやリサイクルできるパーツで構成される、ミニマルなデザインのプロダクトが特徴で、
アクリル板と枠材をラバーバンドで固定するだけのシンプルな構造の「FRAME」は、
「良いデザインとは、それ自体がサステナブルである」
という彼らの信条をそのまま具現化したプロダクトとなっています。
(アクタスオンラインでも購入できますよ!)
そんな彼らが初めて発表した照明が、昨年日本でも発売された、こちらの「CERAMIC PENDANT」です。
ナローとワイドの2種があり、どちらも上部の隙間からコードを左右に動かして、地面と平行にしたり、傾けたりと、自在に楽しむことができるデザインとなっています。
文字通り素焼きのセラミックでできており、ややムラのある質感が、空間にぬくもりを与えてくれます。
単体でもとてもかわいいのですが、お手頃価格ということもあり、こちらはぜひ複数で、高さや向きを変えてスタイリングしていただけたらと思います。
101灯のあかり展は、残すところあと半月あまりとなりました。
会期中何度も足を運んでくださっている方も多いようです。
今しか見られないあかりの数々を、どうぞお見逃しなく!!