アクタス・新宿店
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Posts Tagged ‘101灯のあかり展’
101灯のあかり ブログリレー⑳
date. 2021/03/24
みなさま、こんにちは。
いつもアクタス新宿店のブログをご覧いただき、ありがとうござます。
大好評の「101灯のあかり展」
パンフレットをお持ちいただきながら
店内の101の照明をゆっくりご覧頂けることはなかなかない機会….
ぜひご来店いただき、たくさんの方に楽しんでいただきたいと思います。
今回はNUURAから
055 BLOSSI FLOOR と 086 BLOSSI TABLE の2灯をご紹介致します。
NUURAは2017年にコペンハーゲンに設立された新鋭の照明ブランドです。
豊かな北欧の自然の中に差し込む光にインスピレーションを受け
照明を手掛けているそうです。
055 BLOSSI FLOOR
BLOSSI FLOOR は
北欧の秋、黄昏時の黄金に輝く光をヒントにデザインされています。
ガラスシェードはスウェーデンの熟練した職人が1つ1つ手吹きし作りあげているそうです!
下からのぞき込むと…
厚みのあるガラスの見え方も表情が変わりとても綺麗です。
光源も直接目に入ってこないので、細部まで工夫を凝らしているのがわかります。
086 BLOSSI TABLE
BLOSSI FLOORと比べ乳白色のガラスに色がBLACKになるので
一気にモダンな印象になりますね。
シルエットが遠くから見ても映えるところがポイントではないでしょうか。
「光への称賛」を語源としているブランド名のNUURA
そのNUURAのこだわりが詰まったBLOSSI
ぜひ店頭でご覧いただきたいと思います。
お客様のご来店、スタッフ一同心よりお待ちしております。
A.PETERSEN が新宿にやって来たー!
date. 2021/03/19
皆さま、こんにちは。
連日桜の開花を耳にする暖かい季節になりました。
昨年に続き今年もお花見は自粛傾向ですが、
コロナ禍でも個々で楽しめるお花見のスタイルを見つけたいですね。
個人的にはお店の近くの新宿御苑の桜を見ながら散歩したいものです。
さて、本日はデンマークのインテリアセレクトショップ「A.PETERSEN」のラインナップが、
いよいよアクタス新宿店にて展開スタートのご案内です。
「A.PETERSEN」は、コペンハーゲンにA.Petersen Collection & Craft というショップとワークショップギャラリーを併設しする今のデンマークを代表するブランドです。
コンテンポラリーでありながら普遍性を備えた家具や雑貨を揃えたショップとして、デンマーク国内に留まらず、世界各国のデザインオリエンテッドな人々から注目を集めています。
また、ワークショップギャラリーでは近所で採れた海藻などの素材を家具の材料に使うなど地域の環境にも配慮したサスティナブルな姿勢を貫いています。
■ Modul
DAY BED : W145 x D70 x H66/SH42cm ¥418,000
CHAIR : W145 x D70 x H66/SH42cm ¥236,500
MATERIAL : OAK、FABRIC
NHKの人気番組「世界は欲しいモノにあふれてる」
2019年秋の放送と、2020年春の再放送で反響の大きかった「Modul sofa」。
いわゆる海藻ソファがアクタス新宿店2階にてご覧頂けるようになりました。
デンマークでは昔から、クッションに海藻を使用してきた歴史があり、トラディショナルで自然に優しいソファと言えます。
座り心地は硬めの座布団の感覚。
和の要素も感じられリラックス出来るソファです。
1人掛けソファを隣に置いてデイベッドとして横になることもおすすめです。
■Rocking chair
W67 x D90 x H90cm ¥173,800
MATERIAL : ASH、CANVAS
日本ではあまり馴染みのないロッキングチェアですが、デンマークでは多くの家庭で使われており、身体をゆっくり揺らしながら、読書やコーヒーなどを楽しむ文化が根付いています。
ファブリックも北欧らしいデザインです。
お部屋を鮮やかに彩ってみてはいかがですか。
■Stool
W66x D66 x H38cm ¥272,800
MATERIAL : ASH、CANVAS
高度なクラフトマンシップを感じさせる籐で編まれた座面を、曲木で成形されたアッシュの脚が支えています。
スツールの裏面画像になりますが、美しい仕上は真に民芸品のクオリティ。緻密に編み込まれた様子が伺えます。
籐の座面とレッグの設置はレザーベルトで取り付けられており、強度はもちろんですが、異素材の組み合わせはどこかオシャレ感があります。
フレームの職人と籐編みの職人、それぞれの技術が美しく結実した一脚です。
■Dining Table
W145x D145 x H72cm ¥429,000
MATERIAL : Stainless、Ash、Steel、Linoleum
鍛冶職人の一面を持つポール・ケアホルムの孫、ミッケル・ケアホルムによって溶接された美しく交差したレッグが空間に心地よい緊張感をもたらします。
天板は黒のリノリウムと白のラミネートの両面で使用でき、用途やインテリアにあわせて気軽に表情を変えることが出来ます。
天板のエッジは明るいアッシュ材でぐるりと囲まれていますので、スチールレッグのクールな印象に温かみを加えています。
■Wire Table
W69x D69 x H44cm ¥154,000
MATERIAL : Stainless、Steel
上記Dining Table 同様のスチールレッグをデザインとしたリビングテーブルです。
1984年にオーレ・ショールによってデザインされ、2016年にA.Petersennの最初のオリジナルコレクションとして紹介されました。
テーブル天板の製造工程もまた全てデンマーク国内で行われており、材の調達から製造まで、全体を通して国内で完結しています。
いかがでしたか?
受け継がれる歴史と家具デザイナーとクラフツマンの伝統的、かつ密接なコラボレーションの話を届け続ける「A.PETERSEN」。
実際に触れてみてはいかがですか?
是非、この機会にアクタス新宿店 2階へお越しくださいませ。
また現在アクタス新宿店では、
「101灯のあかり」※~3/30まで、「1oo年家具」、「イエナカノマド」も店内で開催中です。
緊急事態宣言後の新宿御苑でお花見散歩。
その後はアクタス新宿店へ是非お立ち寄りくださいませ。
新宿御苑より新宿門より徒歩5分でございます。
皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております。
101灯のあかり ブログリレー⑰
date. 2021/03/17
皆様こんにちは。
大変好評を頂いているアクタス新宿店で開催している「101灯のあかり展」。
ブログリレーも17回となり未だ紹介していない照明があるの!?
と思っている皆様、そうです、まだまだ紹介していない照明があるんです!
本日今回ご紹介するのは、
【BLOOM LARGE】
design/ Tim Rundle
brand/Resident -2020-
price/¥129,000
ブランドのレジデントは2011 年にニュージーランドで設立されました。
他に類のないデザイン、新素材や最先端技術を取り入れた革新性のある商品を生み出すことを信念とし、
常に新しいアイデアと進化を追求しているトータルインテリアブランドです。
デザイナーのティム・ランドルはロンドンに拠点を置くインダストリアルデザイナーです。
ニュージーランドのビクトリア大学ウェイリントン校の建築デザイン学部を卒業後、
家具、照明器具デザイン以外にニュージーランド航空のスカイカウチの開発を担当しました。
2008年にロンドンに拠点を移し、イギリスの有名ブランド、トムディクソンでヘッドデザイナーとして活躍しました。
2015年に自身のデザインスタジオを設立し、活躍の場を広げています。
BLOOM PENDANTのシェードガラスの楕円形はランタンから着想を得てデザインされたペンダントライトです。
その美しく特徴的な光はオン、オフしている時にその差がはっきりと見て取れます。
電球から発せらせる光をパンチングメタルを通して、フロストガラスで作られたシェードに格子状の影を投影します。
素晴らしく美しい陰影が現れることがこの商品の特徴となります。
シェードの下に空いた穴からは直接的な光が下方向の対象物を照らし機能的であり、
なおかつ美しいデザインとなっております。
いかがでしたでしょうか?
早いもので「101灯のあかり展」は残すところ後2週間となって参りました。
気になっているけれどまだ見に来られていない方、
こんなにたくさんの照明を見て体感できるのは今だけです!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
101灯のあかり ブログリレー⑮
date. 2021/03/12
こんにちは!
NHKで放送されていた「ハルカの光」も、先日とうとう最終話を迎えましたね。
本当に偶然なのですが、ドラマで照明の監修をなさっていた萩原健太郎さんは、実はアクタスに勤務されていた経歴もあるのです!
このタイミングで101灯のあかり展が催されたのも、きっと何かのご縁ですね。。
ドラマに登場したあかりは、今回のあかり展でもご覧いただけるものばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
さて今日は、シンプルな中にもひねりのある、こんな灯りをご紹介したいと思います!
【 No.032 SUSPENCE 】
こちらは、ガムフラテージという2006年設立のデザインユニットによるものです。
コペンハーゲンを拠点に活動しており、FREDERICIA、GUBI、PORRO、DEPADOVAといった、世界の名立たるブランドから常に引っ張りだこの建築家、男女二人組です。
2013年に発表されたこの「SUSPENCE」は、「動きを物理的な形で表現する」ということをテーマにしています。
物体が上から引っ張られている瞬間を切り取ったような、躍動感のある造形です。
ホワイト、ブラック、コッパーなどのバリエーションがある中で、今回新宿店で展示しているのは、ライトグレー。
コッパーを除く3色は、シェードとコードのカラーが同一のモノクロームとなっています。
3サイズ展開で、店頭では「P 1.5」という直径32cmのものをご用意。
下部が大きく開いていますが、フロストのディフューザーを取り付けることでまぶしさを軽減し、穏やかな光を演出してくれます。
【 No. 033 / 034 CERAMIC PENDANT 】
次にご紹介するあかりのデザイナーは、アクタスでも以前から大人気のフレームで知られる、北欧のデザインユニット「MOEBE(ムーベ)」です。
コペンハーゲンを拠点に、家具やインテリアの制作を行う2人の建築家と、家具職人の3名とで構成されています。
簡単にリペアやリサイクルできるパーツで構成される、ミニマルなデザインのプロダクトが特徴で、
アクリル板と枠材をラバーバンドで固定するだけのシンプルな構造の「FRAME」は、
「良いデザインとは、それ自体がサステナブルである」
という彼らの信条をそのまま具現化したプロダクトとなっています。
(アクタスオンラインでも購入できますよ!)
そんな彼らが初めて発表した照明が、昨年日本でも発売された、こちらの「CERAMIC PENDANT」です。
ナローとワイドの2種があり、どちらも上部の隙間からコードを左右に動かして、地面と平行にしたり、傾けたりと、自在に楽しむことができるデザインとなっています。
文字通り素焼きのセラミックでできており、ややムラのある質感が、空間にぬくもりを与えてくれます。
単体でもとてもかわいいのですが、お手頃価格ということもあり、こちらはぜひ複数で、高さや向きを変えてスタイリングしていただけたらと思います。
101灯のあかり展は、残すところあと半月あまりとなりました。
会期中何度も足を運んでくださっている方も多いようです。
今しか見られないあかりの数々を、どうぞお見逃しなく!!
101灯のあかり ブログリレー⑭
date. 2021/03/10
みなさまこんにちは。
大好評の「101灯のあかり in アクタス新宿店」。
今回はこの企画でなければ見ることができなかったかもしれない、
そんな2灯のあかりをご紹介します。
まずはこちら・・・
NO.35 「HUSH 750」
この照明、ちょっと不思議な感じしますよね?
上の画像で見ると、少し変わったデザインのペンダントランプなのかな?
くらいかもしれませんが実際に、店頭で見るとこんな感じです ↓↓
大きさのインパクトすごいです(笑)。
このシリーズは実は4サイズあるのですが、これが一番コンパクトな「MICRO」サイズ(直径約75cm)。
一番大きいものだとW200xD140cmという「OVAL」というサイズがあります。
そしてこのペンダントの特徴は大きさだけではありません。
実はシェード部分の材料の65%をリサイクル由来の材料から調達したポリエステル繊維からつくられている、
環境にも配慮されたエコなペンダントなのです。
そしてシェードはそのポリエステル繊維でできた「フェルト」で、吸音効果があるため、
オフィス内の音響問題を解決し快適な環境づくりに効果があると世界の名だたる企業も採用しています。
カラーも実はかなり色とりどり。
ご自宅でのリモート会議などが多い方、
少し変わったインテリアのアクセントが欲しい方、
おすすめです!!
そして2つ目は・・・
NO.37 「HATTON4」
イギリス「オリジナルBTC」社が製造しているペンダントランプ「HATTON4」は
ボーンチャイナ(磁器)でできています。
材料となる粘土に牛の骨灰を混ぜてつくられたボーンチャイナは、
素地が薄いにもかかわらず強度があり、透光性が非常に高く、
純白のような白味を帯びた美しい表情を見せてくれます。
柔らかく、あたたかなボーンチャイナのあかり。
イギリスの職人が一つ一つ手作りをしているので、
光の透過具合に少しばらつきがあるというのも手作り感があっていいですよね。
ペンダントランプは、目線の高さにあるので目につきやすく、
お部屋の印象を左右するともいわれています。
インテリアの模様替えを考えている方は、家具だけではなく
ペンダントランプを変えてみるというのもおすすめです。
次回は、NO.32~34をご紹介します。
みなさまお楽しみに~!
101灯のあかり ブログリレー⑬
date. 2021/03/09
皆さん、こんにちは。
101灯のあかり展が始まり早1か月、たくさんの方々にご来場頂き御礼申し上げます。
ブログリレーも今回で13回目、
本日はスペインのSanta & Coleより
No.082 SYLVESTLINA
No.083 TATU
No.084 CESTITA ALBAT
以上3つのテーブルランプをご紹介致します。
Santa & Cole (サンタアンドコール)はスペイン・バルセロナを拠点に置く1985年設立の照明・家具メーカー。
クラシックからコンテンポラリーなものまで幅広いラインナップが特徴で、名高いホテルやレストランなどでSanta & Cole の照明が採用されています。
代表的な照明は、AJ RoyalランプやBlancoWhiteシリーズ、HeadHatなど、世界的有名な照明を数多く世に送り出しています。
No.082
SYLVESTRINA
デザイン Enric Soria、Jordi Garces
価格 ¥75,900
1974年のオリジナルをLED充電式テーブルランプとなって復刻。
オイルランプのようなスマートなフォルムで、コードレスでお好きな場所へ持ち運びでき、いつでもどこでも側で優しい灯りをともしてくれます。
特殊に開発されたLED電球となっており、赤みを帯びた暖かみのある光が特徴です。
卓上で使用できるサイズ感ですのでキャンドル代わりにテーブル上でお使い頂けます。
ちなみに、SYLVESTRINA(シルヴェストリナ)という名はデザイナーふたりがスペインの旅先で出会った漁師さんの名前から。
背が高く逞しく、潮風と太陽を浴びた風貌と気品がどこかデザインにも現れていますね。
二段階調光式で上をポンと押すと電源ON/OFF、調光ができます。
アウトドア仕様ではございませんが、雨風や湿気の影響を受けない環境であれば外へ持ち出してご使用いただけます。
この春、バルコニーで過ごすひと時にSYLVESTLINAを1本いかがですか。
続いて。。。。
No.083
TATU
デザイン Andre Ricard
価格 ¥85,800
1972年発表後、ヨーロッパでポップアートのアイコンとなった作品です。
このフォルム、どこか懐かしさを感じませんか?
それもそのはず。
70年代や80年代、家庭で溢れていたプラスチック達。
家電やおもちゃ等、プラスチック素材は常に身近にありました。
その中でもトップ オブ トップのクオリティ。
昭和を生きた世代には当時を思い出す貴重な一点かもしれませんね。
今回50年の時を経て、最新の機能を組み込んだモダンなLEDデスクライトとして復刻されました。
TATU (タトゥ)はスペイン語でアルマジロの意味。
デザイナーのAndre Ricard が夫婦で旅した機内でのエピソードから名付けられました。
機内の読書灯の進化版としてこのデザインが生まれたようです。
TATUの特徴、それは3カ所のジョイント構造。
それぞれの部分を自由に回転でき、
シェルフやデスク上、ベッドサイドなどでも活躍します。
正に一斉を風靡したルービックキューブを回しているような感覚です。
そしてビーム角が調整可能な集光レンズにより、
スポットライトや間接照明としても幅広い用途に対応します。
子供心を忘れない、童心に返らせてくれるTATU。
是非、店頭で手に取って遊んでみてください。
続いて。。。
No.084
CESTITA ALUBAT
デザイン Miguel Mira
価格 ¥108,900
1962年に発表されたCESTAはスペイン語でバスケットを意味しています。
バスケットのように持ち運びのしやすさがこのランプの大きな特徴です。
チェリー材の木製フレームに丸いガラスシェードがおなじみのテーブルランプは皆さま一度は目にした事がお有りではないでしょうか。
今回のCESTITA ALUBATは時代に合わせて進化するCESTAシリーズの最新版。
アルミニウムフレームにポリエチレンシェードを採用することでアウトドア仕様を実現しました。
充電式LEDモジュールを内臓したことでコンセントを探すストレスから解放され、
持ち運びを更に容易にしています。
また3段階の調光が可能で時間やシーンによって明るさを選ぶことができます。
ランタンとして持ち運び便利です。
寝室やテラスで、足元灯として是非お役立てくださいませ。
いかがでしたでしょうか?
本日ご紹介した3灯は全て復刻版です。
素晴らしいデザインは時を経ても残っていくと言いますが、
スペックを新しくする事で今の時代に合ったツールとして、更に便利になって再評価されています。
新たな世代の方々には「懐かしさ」だけではなく、「新鮮味」という点で新たな発見があるかもしれません。
親子2世代、3世代、皆さまご一緒に「101灯のあかり展」へ是非ご来場くださいませ。
皆さまのご来店、心よりお待ち申し上げております。
最後に次回予告。
次回「101灯のあかり ブログリレー⑭」は・・・
No.35 HUSH 750
No.37 HATTON 4
のペンダントライト 2灯です!お楽しみに〜!!
101灯のあかり ブログリレー⑧
date. 2021/02/24
本日は、受賞歴のある2つのアイコニックな照明をご紹介いたします。
「101灯のあかり」ナンバーは59と60です。
59. BIRDY FLOOR LAMP(バーディー フロアランプ)
国:ノルウェー
デザイナー:Birger Dahl(ビルゲル・ダール)
素材:アルミニウム、スチール
照明を中心に多くの作品を残したノルウェーのデザイナー、ビルゲル・ダールが
デザインしたバーディーシリーズ。発表から2年後の1954年に、デスクランプタイプ
(当時S-30016)がミラノトリエンナーレで金賞を受賞しました。
最近はノルウェーのデザインというとあまり馴染みがないかもしれませんが、
ミッドセンチュリー期はデンマークやフィンランドなどと共に
北欧デザインの重要な役割を担っていました。
素材をシンプルに用いた、何十年経っても全く古さを感じさせないシリーズです。
ブラック×真鍮、白×シルバーなどのカラーリングがアクセントになりつつも、
名前の通り鳥の立ち姿を連想する優しいフォルムなので、ハードになり過ぎず
様々ななテイストお部屋にあわせることができます。
現在取り扱っているのは、2013年にノーザンライティング社により再リリースされたものです。
新宿店では、フロアランプとウォールランプをご覧いただけます。
60. TOLOMEO TERRA FLOOR LAMP(トロメオテラ フロアランプ)
国:イタリア
ブランド;Artemide(アルテミデ)
デザイナー:Michele de Lucchi(ミケーレ・デ・ルッキ)& Giancarlo Fassina(ジャンカルロ・ファッシーナ)
素材:アルミアルマイト仕上
イタリアのデザイナー、ミケーレ・デ・ルッキとジャンカルロ・ファッシーナによって
1986年にアルテミデ社のためにデザインされた照明。
イタリアンモダンデザインのアイコンとも言える照明です。
多くの建築家やデザイナー達に愛用され、海外の様々な映画でも使われています。
1989年に世界で最も歴史ある工業デザイン賞であるコンパッソ・ドーロを受賞した他、
数々の賞を受賞しています。多くの美術館にも収蔵されているマスターピースです。
私もデスクランプを使用していますが、本当に自由自在な位置に調整できる便利で飽きのこない照明です。
ここで止まって欲しい!というところにピタッと固定できるデスクライトってなかなか無いんですよね。
デスクワークランプとして自信を持ってお勧めできるライトです。
テーブルランプ、フロアランプ、布シェードのものなど、
サイズもバリエーションも豊富に取り揃えているシリーズです。
新宿店では、フロアランプの展示をご覧いただけます。
「100年家具」「ベッドフェア」も同時開催中です!
よりお家での暮らしを豊かにしたい!という方は、是非アクタス新宿店にお越しくださいませ。
スタッフ一同、みなさまのお越しをお待ち申し上げております。
101灯のあかり ブログリレー② No.57 ,No.97
date. 2021/02/11
皆さま、こんにちは。
「101灯のあかり」ブログリレー ② です。
今月より新宿店では「101灯のあかり展」をスタート致しました。
(このブログでは展示中の101灯の中より厳選した素晴らしいあかり達をご紹介していきます。)
店内では北欧名作照明を始め、最近のライフスタイルに合わせたポータブル充電型テーブルランプなど、全101灯を店内1階、2階に所狭しと展示しております。
また店内ではこのようなパンフレットをご用意しております。
パンフレットをご覧頂きながら店内の101灯を探索して頂けますので、
お目当のランプを探しながらスタンプラリー気分でお楽しみ下さいませ。
3月までのロングラン、開催期間中に是非アクタス新宿店までお越しくださいませ。
本日のブログリレー2回目は、「101灯のあかり展」よりNo. 57と No.97 をご紹介致します。
突然ですが、
2/8 (月)からスタートしたドラマ「ハルカの光」、
皆さまはご覧になられましたでしょうか。
第1話では前回のブログリレー ① でご紹介した No.41 「GOLDEN BELL」にスポットを当て、
アアルト夫妻の夫婦愛、感動的な逸話が紹介されてましたね。
今後の物語の行方にも注目していきたいと思います。
ということで本日もドラマ「ハルカの光」に乗っかりまして、
物語の舞台となる名作照明屋さん「eclat」で展示されている照明を2つご紹介致します。
No.97 :K-SERIES (オバQ) -1972-
サイズ / W85 x D85 x H82cm
材質 / 銅塗装仕上 乳半アクリル
デザイナー / Shiro Kuramoto
ブランド / YAMAGIWA
価格 / ¥93,500
日本のポストモダンデザインを牽引した倉本史朗によるデザイン。
シーツを被ってオバケの真似をしている様子から、その名も「オバQ」の愛称で親しまれています。
1枚の布をつまみ上げた一瞬をデザインしたフォルムは、
本物の布のようにふんわりと広がるドレープを再現しています。
デザインされた昭和47年といえば、藤子不二雄作「オバケのQ太郎」が2回目の連載やアニメ化がされていた頃。
当時のインパクトは絶大だったのではないでしょうか。
制作には熟練の職人さん4人の手が掛かっており、
1枚の熱したアクリル板を支柱に被せて四方を囲みドレープを整えた後で、
形をきめ、空気を吹き付けながら冷やすことで、美しいドレープは生み出されます。
真にMADE IN JAPAN ここに在りですね。
続いて。。。。
No.57 :TALIESIN2 -1994-
サイズ / W40.8 x D40.8 x H203.8cm
材質 / チェリー塗装仕上
デザイナー / Frank Lloyd Wright
ブランド / YAMAGIWA
価格 / ¥330,000
20世紀を代表する三大巨匠建築家のひとり、フランク・ロイド・ライトの建築を彩った伝説的なフロアスタンドです。
(三大巨匠残り2名は ル・コルビュジェとミース・ファン・デル・ローエ)
原型は1933年、自邸タリアセンの敷地内で劇場を改装した際に設計したペンダントライト。
高い天井から四角い箱と合板の遮光板で構成し、ガラスやシェードを使わずにやわらかな間接光を生み出していました。
TALIESIN2は、1994年復刻シリーズとして、フランク・ロイド財団の全面協力のもとYAMAGIWAが現存する図面、現地調査、厳正な試作検査を経て、ライトの作品を現代に甦らせました。
台座から伸びる支柱と複数のランプから構成され、
ランプを覆ういくつものブロックで制御された上下方向の光は、
さらに遮光板に反射し、間接光の心地よい明るさを演出しています。
難しいうんちくをたくさん並べましたが、
世界的なホテルやブティック、著名人邸宅、名作映画には必ずと言って良いほど、
使われているレジェンドフロアランプです。
きっと誰しも一度は目にしたことがお有りなのではではないでしょうか。
「光の表情、光の柔らかさ、色温度、そして光の個性」・・・・〜ドラマ「ハルカの光」より。
「101灯のあかり展」開催中は実物ランプがご覧頂けます。
アクタス新宿店で是非「光の個性」をお確かめ下さいませ。
さて、次回の「101灯のあかり展」ブログリレー③は、
No.2, No.4, No.43 、Louis Poulsen の名作「PH」シリーズをご紹介予定です。
ドラマ「ハルカの光」にも登場しそうですね。
今後のブログリレーも、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。