アクタス・新宿店
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Posts Tagged ‘バウハウス100周年’
bauhausnowhaus⑤ マルセル・ブロイヤーの『S44』とクリスチャン・ハースの『K6』トロリー
date. 2019/11/19
いつもアクタス新宿店のショップブログをご覧いただきありがとうございます。
秋といえば「芸術の秋」ですね。
現在アクタス新宿店で開催中の
『bauhaus nowhaus バウハウス開校100周年 現在進行形のバウハウスの家具』
は、まさに芸術ともいえるデザインの歴史に名を残す巨匠たちのデザインした家具を体感できる企画です。
彼らの家具の美しさだけではない機能性に触れ、
たった14年間しか存在しなかった「バウハウス」の歴史を知れば知る程、興味深く、
もっと深堀したくなるのは私たちだけではないはずです。
ぜひ多くの皆様のご来場をお待ちしております。
さて本日はそんな企画の中から、バウハウスのマイスター
マルセル・ブロイヤーが1932年に発表した『S44シェルフ』と、
バウハウスの潮流を継ぐデザインスピリットを持った現代デザイナーが作った『K6トロリー』のご紹介です。
まずは『S44シェルフ』(幅140cm 奥行き37cm 高さ121cm 税別¥184,000~229,000) です。
以前本ブログの「bauhaus nouhaus②マルセル・ブロイヤーのD4チェア」ご紹介したブロイヤーの作品で、
本棚としてはもちろん、裏表がないデザインなので空間の仕切りとしても活躍するシェルフです。
正面から見ても、裏から見ても、横から見ても 360度美しいシェルフです。
もちろん、マテリアルとしてはスチールパイプを使用していてブロイヤーらしさは全開です。
色はホワイト・ブラック・メープルからお選び頂けます。※ブックエンドは別売りです。
また棚の高さを変えることもでき、追加の棚板も別売りしております。
次は現代デザイナーの作品『K6 トロリー』のご紹介です。
デザイナーのクリスチャン・ハースは1974年にドイツに生まれたインダストリアルデザイナーで、
家具だけでなく、照明や有田焼などの食器も手掛け、
エルデコ国際デザイン賞などの著名な賞も受賞しているデザイナーです。
シンプルさと優雅さの中に機能性も兼ね備え、長く愛されるデザインが彼の特徴です。
『K6 トロリー』は、現在ポルトガル在住で移動が多いデザイナーの生活から
インスピレーションを得てデザインされた移動可能なサイドテーブルです。
3つのトレイは取り外すことも可能で、そのままソファの上などに置いて使用することもできます。
そして一番のおすすめは「程よい高さ」です。
シンプルですがデザインのアクセントになるハンドルがついており、
かがんだりすることなくスムーズに移動が可能です。
ダイニング、リビング、ワークスペースなど活動シーンに合わせて連れていきたくなる家具です。
また一番上のトレイはダイニングテーブルとほぼ同じ高さなので、
テーブルに置ききれなかったお皿やボトルをテーブルの延長のような感じで置くことができます。
シンプルながらもデザイン性が高く、機能性もある、現代のバウハウスにふさわしい一品です。
現代のデザイナーによる作品は他にもございます。
ぜひアクタス新宿店2階へ足をお運びください。
bauhaus nowhaus② マルセル・ブロイヤーの『D4』チェア
date. 2019/10/23
いつもアクタス新宿店のブログをご覧いただき有難うございます。
段々秋の気配が深くなり、気温の変化に体調がついていかない方も多いのではないでしょうか?
みなさま、くれぐれもお身体ご自愛ください。
さて、先週末よりアクタス新宿店二階で開催中の
『bauhaus nowhaus バウハウス開校100周年 現在進行形のバウハウスの家具』(~12/10)
では、この企画ならではの家具を色々とご用意しております。
今回はその中から、マルセル・ブロイヤーの『D4』チェアのご紹介です。
「バウハウス」の代名詞ともいえるスチールパイプのチェア。
それを最初に考案したのがマルセル・ブロイヤーです。
ブロイヤーは当初、バウハウスの学生でしたがグロピウスの生徒となったのちに
彼自身が「マイスター(教授)」となり、家具工房の授業を行いました。
当時家具の材料と言えば「木材」が主流であったなか、彼は自転車のフレームからヒントを得て、
スチールパイプの画期的な椅子「ワシリーチェア」を作りました。
スチールパイプの活用は、ただ斬新なだけではなく、規格化による大量生産が可能になるという
工芸の近代化の実現を可能にする発明でした。
バウハウスの理念である「芸術と技術の統一」そのものと言えるかもしれませんね。
「D4」チェアは、「ワシリーチェア」の折りたたみモデルとして改良されたチェアです。
さらに今回入荷した「D4E」チェアは、アウトドアモデルとして
従来のスチールパイプをさびにくいステンレスパイプに変更したものになります。
もともと「D4」チェアは船上やお庭での使用も想定して作られたとも言われていて、
より本来の目的に従った機能的なチェアになりました。
また、ステンレスバージョンは艶消しなので、
鉄のピカピカした感じが苦手・・という方にもおすすめです。
↑アウトドアモデル(ステンレスパイプ)
↑スタンダードモデル(スチールパイプニッケルメッキ)
幅広の座面と、絶妙な背と座の角度で、クッション性がなくてもゆったり読書などもできてしまう名作チェア。
屋内だけじゃなく、屋外でも使用できる『D4E』チェアをぜひ店頭でご覧ください!
➡TECTA社ホームページはこちら (一部承れない商品もございます)