アクタス・新宿店
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101灯のあかり ブログリレー② No.57 ,No.97
date. 2021/02/11
皆さま、こんにちは。
「101灯のあかり」ブログリレー ② です。
今月より新宿店では「101灯のあかり展」をスタート致しました。
(このブログでは展示中の101灯の中より厳選した素晴らしいあかり達をご紹介していきます。)
店内では北欧名作照明を始め、最近のライフスタイルに合わせたポータブル充電型テーブルランプなど、全101灯を店内1階、2階に所狭しと展示しております。
また店内ではこのようなパンフレットをご用意しております。
パンフレットをご覧頂きながら店内の101灯を探索して頂けますので、
お目当のランプを探しながらスタンプラリー気分でお楽しみ下さいませ。
3月までのロングラン、開催期間中に是非アクタス新宿店までお越しくださいませ。
本日のブログリレー2回目は、「101灯のあかり展」よりNo. 57と No.97 をご紹介致します。
突然ですが、
2/8 (月)からスタートしたドラマ「ハルカの光」、
皆さまはご覧になられましたでしょうか。
第1話では前回のブログリレー ① でご紹介した No.41 「GOLDEN BELL」にスポットを当て、
アアルト夫妻の夫婦愛、感動的な逸話が紹介されてましたね。
今後の物語の行方にも注目していきたいと思います。
ということで本日もドラマ「ハルカの光」に乗っかりまして、
物語の舞台となる名作照明屋さん「eclat」で展示されている照明を2つご紹介致します。
No.97 :K-SERIES (オバQ) -1972-
サイズ / W85 x D85 x H82cm
材質 / 銅塗装仕上 乳半アクリル
デザイナー / Shiro Kuramoto
ブランド / YAMAGIWA
価格 / ¥93,500
日本のポストモダンデザインを牽引した倉本史朗によるデザイン。
シーツを被ってオバケの真似をしている様子から、その名も「オバQ」の愛称で親しまれています。
1枚の布をつまみ上げた一瞬をデザインしたフォルムは、
本物の布のようにふんわりと広がるドレープを再現しています。
デザインされた昭和47年といえば、藤子不二雄作「オバケのQ太郎」が2回目の連載やアニメ化がされていた頃。
当時のインパクトは絶大だったのではないでしょうか。
制作には熟練の職人さん4人の手が掛かっており、
1枚の熱したアクリル板を支柱に被せて四方を囲みドレープを整えた後で、
形をきめ、空気を吹き付けながら冷やすことで、美しいドレープは生み出されます。
真にMADE IN JAPAN ここに在りですね。
続いて。。。。
No.57 :TALIESIN2 -1994-
サイズ / W40.8 x D40.8 x H203.8cm
材質 / チェリー塗装仕上
デザイナー / Frank Lloyd Wright
ブランド / YAMAGIWA
価格 / ¥330,000
20世紀を代表する三大巨匠建築家のひとり、フランク・ロイド・ライトの建築を彩った伝説的なフロアスタンドです。
(三大巨匠残り2名は ル・コルビュジェとミース・ファン・デル・ローエ)
原型は1933年、自邸タリアセンの敷地内で劇場を改装した際に設計したペンダントライト。
高い天井から四角い箱と合板の遮光板で構成し、ガラスやシェードを使わずにやわらかな間接光を生み出していました。
TALIESIN2は、1994年復刻シリーズとして、フランク・ロイド財団の全面協力のもとYAMAGIWAが現存する図面、現地調査、厳正な試作検査を経て、ライトの作品を現代に甦らせました。
台座から伸びる支柱と複数のランプから構成され、
ランプを覆ういくつものブロックで制御された上下方向の光は、
さらに遮光板に反射し、間接光の心地よい明るさを演出しています。
難しいうんちくをたくさん並べましたが、
世界的なホテルやブティック、著名人邸宅、名作映画には必ずと言って良いほど、
使われているレジェンドフロアランプです。
きっと誰しも一度は目にしたことがお有りなのではではないでしょうか。
「光の表情、光の柔らかさ、色温度、そして光の個性」・・・・〜ドラマ「ハルカの光」より。
「101灯のあかり展」開催中は実物ランプがご覧頂けます。
アクタス新宿店で是非「光の個性」をお確かめ下さいませ。
さて、次回の「101灯のあかり展」ブログリレー③は、
No.2, No.4, No.43 、Louis Poulsen の名作「PH」シリーズをご紹介予定です。
ドラマ「ハルカの光」にも登場しそうですね。
今後のブログリレーも、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。