101灯のあかり ブログリレー①

date. 2021/02/08

いつもアクタス新宿店のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

先日よりスタートいたしました「101灯のあかり展」。

 

すでにたくさんの方にご来場いただき、ご好評をいただいております。

 

店内で配布しているリーフレットには、それぞれのあかりをナンバリングしてご紹介していますので、スタンプラリーのように、店内で101灯をくまなく探してみて下さいね。

 

 

会期中こちらのブログでは、いくつかのあかりをピックアップし、そのストーリーをご紹介してまいります。

 

今回は、No.041とNo.036のご紹介です!

 

 

 

 

【No.041 GOLDEN BELL】

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インテリアがお好きな方なら、きっと一度はその名を耳にしたことがあるであろう建築家、アルヴァ・アアルトのデザインによる「A330S GOLDEN BELL」。

 

こちらは、アアルト夫妻が手掛けたヘルシンキのレストラン、Ravintola Savoy(ラヴィントラ・サヴォイ)のために作られた照明です。

 

1937年の創業から80年以上、フィンランドの歴史と文化を象徴する場所として存在している、格式の高いレストランには、今もなおこのペンダントランプが店内に灯されています。

 

 

文字通り、金色に輝く鐘のように美しいフォルムに、レースのようなスリットから漏れる光が、空間の中でさりげなく目を惹きます。

 

まるで、室内における奥ゆかしいアクセサリーのよう。

 

小さなテーブルの上に、1灯ぽつんと吊るのも素敵ですし、ダイニングテーブルやキッチンカウンターに多灯吊りするのもおすすめです。

 

店頭ではBRASSのみの展示となりますが、ブラック、ホワイト、クローム、とお色違いもお取り寄せが可能です。

 

 

ちなみにNHKで放送される「ハルカの光」というドラマでも、こちらの照明が取り上げられるそうです。

 

今夜からの放送ですね。これはチェックしなくては!

 

 

 

 

 

【No.036 HERE COMES THE SUN】

 

 

HCS350 WHCOP P1L

 

 

 

 

音楽好きな筆者は、この商品名を見た時、

 

「あれ?ビートルズの曲のタイトルじゃなかったっけ?」

 

と思ったのですが、こちらの照明が発売されたのが1970年、そして同名の曲が収録されている、ビートルズの「Abbey Road」が発売されたのが1969年。

 

デザイナーのBERTRAND BALAS(ベルトラン・バラス)は、やはりこの曲のタイトルにインスパイアされたようです。

 

フランスの建築家であるバラス氏は、ガロンヌ川に沈む夕日に着想を得て、この照明をデザインしたと言われています。

 

(曲の歌詞とは違って、日が昇るところではなく、沈むところだったのですね…)

 

2013年に、フランスのブランド「DCW Editions」によって復刻されました。

 

 

球体を割って上下に配したような形状は、まるでサザエさんのオープニングで、スイカの中から家族が現れるサマをつい思い出してしまう…のは私だけでしょうか??

 

下向きに照らす光とともに、中央から漏れる、間接的で柔らかな光がとても幻想的で、ダイニングはもちろん、寝室のナイトテーブル上などにも合いそうです。

 

サイズバリエーションも豊富に揃っていますので、大小での多灯吊りで、動きを付けたスタイリングも良さそうですね。

 

 

・・余談ですが、前述のビートルズの同名曲の歌詞は、こんな感じです。

 

 

「 太陽が昇る 太陽が昇る もう大丈夫

長く寒く 心細い冬だったね

まるで何年も 耐えていたような気分だ

・・・

太陽が昇る 太陽が昇る もう大丈夫

人々に 笑顔が戻ってきたようだ

・・・

太陽が 太陽が 太陽が 登るんだ ――― 」

 

 

久しぶりに聴くと、アフターコロナを想起させるようで、なんだかハッとさせられた次第です。。

 

 

太陽のように、お部屋をあたたかく照らしてくれるライトで、巣ごもり時間も、明るく前向きな気持ちになることができたら・・・と思わずにはいられません。

 

 

 

さて、次回の101灯のあかりブログリレーは、「No.097 K-Series」の予定です。

 

今後のブログリレーも、どうぞお楽しみに!